[L101-HH01]
授 業 期 間 2023年度 前期 授 業 対 象 指定なし 月1or月2
科  目  名
健康の科学A
(Health Science A)
科 目 責 任 者 山北 満哉 単  位  数 2単位
担  当  者 山北 満哉
授 業 の 目 的

 人々の健康には、運動、食事、睡眠といった生活習慣が密接に関連していることは周知のとおりである。

しかし、健康に関わる要因は個人の生活習慣だけではなく、その生活習慣を形成する所得や友人関係、地域環境などの社会的・心理的・物理的要因も健康の決定因子となる。

 本科目では、生活習慣及び社会環境と健康との関連を科学的証拠(エビデンス)に基づいて理解し、健康に関する科学的知識を発展させることを目的とする。

 さらに、その知識の獲得により、自らの健康の保持増進に主体的に取り組むとともに、自分に関わる周囲の人々の健康のために何を実践すべきかを考えられるようになることを目的とする。

教 育 内 容

  全体を通じて、社会環境によって健康は決定づけられるのか?(こんなことも健康に影響しているの?)という視点から様々な要因と健康との関連を概説する。

  前半は、飲酒・喫煙、食事・ダイエット、睡眠、身体活動等の生活習慣と健康の関連、後半は衣・住環境、社会経済状況や人間関係、物理的環境等と健康の関連について、社会環境の視点を入れて解説する。

教 育 方 法

  YouTubeに限定公開したスライド動画を用いたオンデマンドでの講義形式とする。資料や講義についての情報提示は主にGoogle Classroom を用いて実施する。
  毎回、課題としてGoogle Form によるミニレポート(授業への質問、自分の考え・意見、感想等)により講義内容の確認を行う。また、LINEのオープンチャット等のツールを使用し、本講義に対する学生の意見交換の場を設ける。

【フィードバックの方法】

   Google Formの課題による授業内容の理解の確認、及び授業冒頭に前回授業のミニレポートの質問や感想の中から、重複する質問や共有した方がよい情報、感想等を提示し(匿名)、質問・疑問への回答や感想に対する返答を行う。 

準 備 学 習
(予習・復習)

【授業時間以外に必要な予習・復習時間:60時間】

予習:授業内容を把握し、関連する情報を入手しておく。

復習:授業で得た情報を整理し、実生活で実践するとともに、世の中でどのように取り上げられているかを確認する。

担当者 項目 授業内容
1 山北
【オンライン】

ガイダンス

科学的エビデンス、社会環境の影響

※授業で考えて欲しい一例(以下にすべての時間を使うわけではありません)
・エビデンスレベルって何?その情報は正しいですか?
・あなたがとった行動はすべて自分の意思ですか? など

2

飲酒・喫煙と健康

・私は飲める人?飲めない人?「酒は百薬の長」はもう古い?
・加熱式タバコってどうなのよ? など

3

健康の理解、日本の疾病状況

・コンタクトレンズをしている私は健康ですか?
・少子高齢社会は大学生には関係ない?日本ガチでヤバいよ など

4

ストレス・睡眠と健康

・ストレスをストレスと思わなければ・・・・・? 
・睡眠不足だと太りやすくなる?あなたは朝型・夜型? など

5

食生活と健康、肥満と痩せ

・大学生の食生活で特に足りないものは?肥満は伝染する?
・お母さんがダイエットをすると赤ちゃんは太りやすくなる? など

6

肥満とダイエット

・ダイエットは、すればするほど太っちゃう?

・イベントじゃないのよダイエットは、はっは~ など

7

現代における身体活動・運動の意義

・ドッジボールのうまい子はなぜモテる?
・1 時間座っていると寿命は何分縮む? など

8

主要疾病①

・糖尿病、高血圧、脂質異常症、メタボリックシンドローム、循環器疾患って?

・「生活習慣病」という名称であってます?

9

主要疾病②

・がん、ロコモティブシンドローム、認知症って?

・今、あなたの隣にいる人かあなたのどちらか、がんになりますよ?

10

衣服、住環境と健康

・重ね着は意味がない?
・北海道はあったかいどう?高齢者は冬に気をつけろ? など

11

社会経済状況と健康

・収入と健康の関係。確固たる事実
・お金持ちには肥満者が多い?少ない?  など

12

子どもの貧困と健康

・ちびまる子ちゃんと花輪君はどちらが幸せですか?

・子どもは社会の宝物、子どもの頃は人生の宝物

13

人のつながりと健康

・日本が長寿である理由は自動販売機が多いことでわかる?
・World Cupでごみを拾う日本人 など

14

近隣環境、社会環境と健康

・世の中がディズニーランドだったら、人は健康になる?
・犬を飼うと痩せる? など

15

まとめ、解説と確認

学修内容の確認(質問と解説)

到 達 目 標

①疾病の原因となる危険因子(生活習慣要因、社会環境要因)を挙げ、それらの関連について説明できる。(知識・理解)

②身体活動・運動などの予防行動の意義、疾病予防効果について説明できる。(知識・理解)

③自身の健康や社会における健康問題について、必要な改善策や取るべき行動を判断できる。(思考・判断,技能・表現)

成 績 評 価 の
方 法 と 基 準

試験方法:レポート    実施時期:試験期間外

1. 毎回のミニレポート(70%) ※ミニレポートの未提出は欠席とする。

2. 課題レポート(30%)

学 生 へ の
メ ッ セ ー ジ
(その他注意等)

単位取得のために履修するのではなく、自分の生活や将来に活かすために履修をして下さい。

講義内で毎回1回(3分程度)、座位行動をブレイクするための休憩(軽く身体を動かす時間)を入れます。

教科書・参考書 書 名 著 者 名 出 版 社 名 定 価(円)
参考書

HEALTH RULES (ヘルス・ルールズ)

病気のリスクを劇的に下げる健康習慣

津川 友介 集英社 1,650円
参考書

健康格差対策の進め方 効果をもたらす5つの視点

近藤尚己 医学書院 2,750円
参考書

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

津川 友介 東洋経済新報社 1,450円
参考書

長生きできる町

近藤克則 KADOKAWA 946円
参考書

運動生理学-生理学の基礎から疾病予防まで

小山勝弘・安藤大輔編 三共出版 2,750円

オンライン授業リンク先

  1. Google Classroom:月曜1限のクラスルーム (クラスコード:pftki4g)
  2. Google Classroom:月曜2限のクラスルーム (クラスコード:hde64jc)