[L104-HH04]
教職(選択):教職免許法施行規則第66条の6に定める科目
授 業 期 間 2023年度 通年 授 業 対 象 指定なし(M学部を除く) 木2
科  目  名
健康とスポーツ演習 (積極的に体を動かそう!)
(Health Sports Seminar)
科 目 責 任 者 北川 淳 単  位  数 2単位
担  当  者 北川 淳
授 業 の 目 的

 運動が不足した生活は,肥満・高血圧・糖尿病・ガンなど様々な疾患を引き起こす。したがって,学生時代に運動習慣を身につけ,生涯にわたり運動を継続してゆくことは,長い人生を健康に過ごす上で重要である。

 本科目では,スポーツを通して健康と体力の増進・運動技能の向上・運動習慣の形成,自己の健康管理能力の向上を図り,生涯スポーツへの契機を修得する。また,同じ種目を選択したメンバーと円滑なコミュニケーションを保つための態度や能力を身につける。

教 育 内 容

 同じ時間に3クラスが開講されており,更衣室等混雑による感染リスクを下げるため「対面による演習2回(体を動かす)とオンライン1回(基本動作の動画説明や健康・スポーツ科学に関する動画学習など)」をローテーションで行う。

 対面による演習授業は体育館,グラウンド,テニスコートにて行う。集団スポーツであるソフトボール,バレーボールでは,基本技術の指導後,試合(ゲーム)の時間を多く取り入れ,その中で適切なプレーができるよう指導する。テニス,バドミントンの授業では,基本技術を活用して主にダブルスのゲームを楽しむ。

 オンラインでは,生涯にわたって健康で過ごすための運動生理学的知識を体系的に解説する。

教 育 方 法

バレーボールやソフトボールでは男女別または混合チームでの練習やゲームを予定している。

硬式テニス,バドミントンではボールやシャトルの各種打ち方を動画による説明と演習で実践し,基本練習とゲームを行う。屋外種目の雨天時には,体育館(トレーニングルームや武道場)での運動を行う。

【フィードバックの方法】

 各種目では基本練習中やゲーム中に,状況に応じて個別やチームに指導(アドバイスや見本を示す)を行う双方向型の授業を行う。

 オンライン授業の時は,内容に関する課題(リアクションペーパー)を提出する。代表的な提出内容を数例(5件程度)まとめた形で全体に対してフィードバックする。

準 備 学 習
(予習・復習)

【授業時間以外に必要な予習・復習時間:30時間】

授業以外の日常生活の中でも,トレーニングルームを利用するなど積極的に身体を動かし,体力向上を目指す時間等も含む。

予習:各種目のルール等(必要に応じてプリント配布)を確認する。オンライン講義の場合は「各授業内容記載の語

   句」について調べておく。

復習:演習内容をノートにまとめておくこと。オンライン授業では繰り返しの視聴により理解を深める。

担当者 項目 授業内容
1 北川
【対面】

ガイダンス(日付4/13)

指定された講義室にて授業内容の説明(更衣不用)。その後自己紹介を行ってもらいます。更衣不要。

2
【対面】

バレーボール①(4/20)

ボールに慣れる(2人一組でオーバーハンド・アンダーハンドレシーブ,6人一組でのトス練習等)。練習ゲームを行う。

3
【オンライン】

運動に関する科学的知識①(4/27)

スポーツ種目の動作には”運動連鎖”という「複数の関節を連動させる動作」が重要である。この仕組みを知っておくと,演習で行う各種目や部活動を行う上で役立つ。そこで,オンライン授業1回目に,動画による動作分析をもとに解説する。

4
【対面】

トレーニングルーム利用説明(5/11)

総合体育館1階には設備が充実したトレーニングルームがある。トレーニング(有酸素トレーニングや筋力トレーニング)機器の利用方法について指導する。

5
【対面】

バレーボール②(5/18)

攻撃方法の基本練習(トス,アタックなど)後ゲームを行い,これらのプレーを実践してみる。

6
【オンライン】

健康に関する科学的知識(5/25)

健康の定義やダイエットの基礎知識(1ヶ月で1kg痩せるには)などについて解説する。

7
【対面】

バレーボール③(6/1)

基本練習(トス,スパイク,サーブ)後ゲームを行い,3段攻撃を目指す。

8
【対面】

バドミントン①(6/8)

各種ショット(ドライブ,ハイクリア,ドロップ,スマッシュ,ヘアピン)を指導する。これらのショットを用いて,コート半面でシングルス(1対1の試合)を行う。

9
【オンライン】

運動に関する科学的知識②(6/15)

運動時のエネルギー供給や筋線維組成(短距離タイプかマラソンタイプか)について説明する。

10
【対面】

バドミントン②(6/22)

各種ショットの基本練習,サーブ練習を行った後,ダブルスゲームのルールを説明する。ルールを理解した後にダブルスゲームを行う。

11
【対面】

バドミントン③(6/29)

基本練習後ダブルスゲームを行い,ゲーム中に各種ショットができることを目指す。

12
【オンライン】

運動に関する科学的知識③(7/6)

骨格筋の収縮様式について解説する。筋トレのコツ,筋肉痛や病気の予防に役立てる。

13
【対面】

ソフトボール①(7/13)

キャッチボール、トスバッティング、ノックなどを行いボールに慣れる。

14
【対面】

ソフトボール②(7/20)

基本練習後,チーム編成を行いゲームを行う(男女別を予定)。

15
【対面】

個別指導(7/27)

必要に応じて個別指導や質問等の対応。

16
【オンライン】

運動に関する科学的知識④(9/7)

後期はじまり

筋肥大のメカニズム,筋トレと有酸素運動の順番が違うと? 

病気の予防に対する運動の効果について解説する。

17
【対面】

ソフトボール③(9/14)

受講者全体のレベルや男女比を考慮した上で,男女別または男女混合でゲームを行う。

18
【対面】

グランド種目選択(9/21)

ソフトボール,サッカー,グランドゴルフなどから選択する。

19
【オンライン】

運動に関する科学的知識⑤(9/28)

心拍数を用いた運動強度の考え方や最大酸素摂取量と運動種目との関係について説明する。

20
【対面】

グランド種目選択(10/5)

ソフトボール,サッカー,グランドゴルフなどから選択する。

21
【対面】

硬式テニス①(10/12)

ラケットの持ち方,構え方,タイミングの取り方などを説明することから始める。硬式のテニスボールに慣れるため,ショートテニス(距離を短くしてペアで打つ)から始まり,次にボレーを行ってみる。

22
【オンライン】

運動に関する科学的知識⑥(10/19)

肥満のタイプや体脂肪率の測定方法,「隠れ肥満,細マッチョ」などについて科学的に解説する。

23
【対面】

硬式テニス②(10/26)

基本技術のレベルアップ。ショートテニスとボレーが継続することを目指す。次にサーブを練習し,シングルス(1対1)ゲームを体験する。ダブルスゲームのルール,審判法,運営法の説明を行った後,ダブルスゲームを体験する。

24
【対面】

硬式テニス③(11/2)

基本練習後,各コートに3~4ペア配置し,ダブルスゲームを行う。

25
【オンライン】

運動に関する科学的知識⑦(11/9)

体力が「ある,ない」とは? 「体力の正体(定義・種類)」や「健康と体力との関係」について解説する。

26
【対面】

硬式テニス④(11/16)

男女でペアを組む,テニス経験者と初心者がペアを組むなどして,様々なレベルの人たちとテニスが楽しめることを体験する。

27
【対面】

屋外種目選択(11/30)

硬式テニスまたはグラウンドゴルフ(木製のクラブとボールを用い,芝生グラウンドに設置したコースを廻る簡易ゴルフ)を行う。

28
【オンライン】

運動に関する科学的知識⑧(12/7)

自宅で実施可能なトレーニングについて解説する。

29
【対面】

体育館アリーナ種目(12/14)

バレーボール,バドミントン,卓球,バスケットボールなどから選択する。

30
【対面】

個別指導(1/11)

必要に応じて個別指導や質問等の対応。

到 達 目 標

バレーボール:サーブに対するレシーブがコントロールできる。チームメートをカバーできる。

バドミントン:サーブと基本ショットが安定して打てる。スマッシュが決まる。
硬式テニス:ストロークやボレーが5往復程度連続してできる。
ソフトボール:三振をしない。フライをキャッチできる。ゴロの捕球やスローイングが安定してできる。

これら技術的な目標の他に,協調性やリーダーシップを発揮し,生涯にわたる運動の重要性を理解することができる。

成 績 評 価 の
方 法 と 基 準

試験方法:なし    実施時期:

各種目の進歩度(30%),受講態度(40%),チームやパートナーに対する貢献度(30%:実施種目を過去部活動で行ってきた者は到達目標に達しているので)を総合して評価する。なお,欠席は減点とする。

学 生 へ の
メ ッ セ ー ジ
(その他注意等)

受験勉強中は運動する機会が無かったと思いますので,スポーツの楽しさや爽快感を再確認し,生涯にわたって継続できる運動(種目)を見つけてください。

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